映画を観てきました

f0128076_16250053.jpg

久しぶりに電車に乗って中野まで行ってきました。映画を観るためです。

この『隣る人』という映画は、聖書に基づいた理念の上に、32年前に作られた養護施設の日常を切り取ったもので、85分の上映時間でした。

これは養護施設の理想を形にしたものだなぁ、というのが素直な感想です。一人のスタッフが二人くらいの子供の母となり、寝食を共にし、ずっと成長を見守っていく、責任担当制というスタイルです。すごいのは、働くスタッフの平均勤続年数が24年、常勤でも17年ということ。
相当な覚悟がないと働けません。


映画の中では全てのスタッフ、子供ともにモザイクなし、ありのままの姿がありました。そのため、DVDなどは作らず、特別な場を設けての上映だけをしているそうです。


今回は、東京での一度限りの上映会とのことで、映画のあとに対象となった養護施設「社会福祉法人 光の子どもの家」の施設長さんと、映画監督、企画をした方3人のアフタートークもあり、心に残る会でした。
このアフタートークで印象に残った言葉は、

「子どもはたった一人の愛してくれる人が必要なんです」

「暮らしの中でしか子どもは育たないのです」

この二つでした。


家庭という、小さな枠の中で繰り返される日々の暮らし。そこで子どもがどんな関係を肌で感じとっていくか、それは将来の、その子の人生に大きな影響力を持つものだということを、この映画は教えてくれました。

この施設に暮らす36人の子ども達(定員す数)は、そういう思いと祈りの元で過ごしています。全ての施設でこのような取り組みをするのは現時点では困難です。でも、1つでもこのような取り組みにチャレンジする施設が増えていく事を願って止みません。








[PR]
by poomingxxx | 2016-05-14 15:28